干し葉藍

最近、” 藍の種”  駆け込みご応募が多くて、うれしい悲鳴。。。

順次、お送りできるよう努力しておりま~す。

さて、今日は

今、夢中になっている、干し葉の藍染め を紹介します。

藍染156

染め色は、空気が乾燥している今だから。も、あって、クリアーで鮮やか。

藍の生葉を 2〜3日天日干しした、ドライの葉を使います。

干し葉の保存03

夏に。染める時間がなかったり、葉が余った時などに、作っておくと便利です。

生葉100gを乾燥させると、約20gの干し葉ができます。

生葉染めは、葉と水で青汁を作って、その中に浸して染めますが、

干し葉は、還元剤を加えたお湯の中で煮て、漉してできた温かい液の中に浸して染めます。

という、訳で、<抽出液の作り方>

干し葉は、漉す手間を省くため、袋に入れます。

1、80℃くらいの温湯に、干し葉を10分浸します。

original写真8133

袋を絞って取り出し、こし液は捨てます(不純物を取り除く作業です)

2、ソーダ灰とハイドロサルファイトを、水1Lにつき5gを用意。

original写真8135 original写真8136

3、80℃くらいの温湯に、2の還元剤を溶かし入れ、干し葉入りの袋を入れ、火にかけます。

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4、10〜15分煮て、10〜15分そのまま放置。

original写真8139

5、袋を取り出すと、染め液 ↑↑ 完成。

この中に5〜10分浸し、外に出して、広げて5分。

original写真8143

これを2〜3回繰り返して、好みの濃さにします。

すぐに洗わないで、20分くらい干してください。

あとは、水洗い、脱水、風通しの良いところで乾燥。の手順。

ちなみに、上の編み地をほどくと・・・

original写真8128

こんな↑  糸になります!!

温度が低下すると染まらなくなりますから、

染め液を、ときどき火にかけながら、40〜50℃ にKeep すると、1時間以内なら、残液で、何回でも染めることができますし、

生葉の時期より、じっくり考えながら染められるところがいいです。

いつか、ぜひ、チャレンジしてみてください。

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