ヨモギの緑染め

庭にいると、つい、時間を忘れてしまいます。

5月の庭02 5月の庭01

そろそろ、梅雨入りでしょうか?  バラが終わりかけています。

切り戻した枝や葉を使って、染めものができる季節。

これからの時期にぴったりな『緑染め』をしました。

先に、出来上がりをご覧ください。

緑染め20

ヨモギの葉を、スカーフの5倍量(100g) 使いました。

白いシルクコットンのスカーフは、先に銅媒染しておきます。

緑染め02

1、ヨモギは細かく切って、隠れるくらいの水で30分煮出し、黄色味を追い出します。

濾して、もう1回繰り返します。

ハーブ染めなら、この煮出し液でアルミで黄色。鉄でグレーに染めますが、今回は捨てて

濾しかすのような、ヨモギ葉👇を使います。

緑染め07

2、水1Lに対して炭酸カリウム1gを溶かして、アルカリ水を作り、その中で30分煮出し、濾します。2回繰り返して、スカーフが泳ぐ量の染め液を作ります(液が緑色になっていれば染まります)

3、80%酢酸1に対して水7の割合で薄めた、酢水を作り

緑染め11

染め液に少しずつ加え

緑染め12

PH試験紙で様子を見ながら、6,5〜7になるよう調整します。

火にかけて温めて、銅媒染したスカーフを入れて

緑染め14

80℃になったら火を止めます。30分Keep。

その間よくかき混ぜます。

その後、水洗い⇨脱水⇨酸払い⇨水洗い⇨脱水⇨乾燥

緑染め18

緑色に染まるのは、ヨモギ(キク科)の他、銅媒染で淡緑に染まる植物が目安になります。

色素をアルカリ抽出して、酸で中和させてから染めるという方法です。

なんか、紅花染めを思い出します。。

ご要望があったのに、レッスンできなくてごめんなさ〜い。

またの機会を楽しみにしています。

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