今年も「藍の生葉染め」

明日あたり、梅雨入りとか?

今朝の青空です。

こんな空色、しばらく見られないかもしれませんね。

3日前、藍の一番狩りをしました。

 

大きい葉が 8~10cm

これ以上放っておくと、逆に葉が小さくなってくるので収穫の目安にしています。

ミニ畑とプランター3個分、合わせて700g位の葉が採れました。

ロフトの整理のおかげかな?

遥か昔に着ていたオフ白のサマーニットが出てきました。

捨てようかなぁと思っていましたけど、染めてからでも遅くはない・・・

400gの葉で ”生葉染め”をしました。

ニットの重さは約180g、水の量は4L位

以外や以外、シルクが70%入っているのでよく染まりました。

今までにないグリーンです(シルクが古いせい?)

青汁に浸しただけでは染まらない麻と、綿が30%含まれているため

ミックス糸の雰囲気が出て、乾くとなかなかいい。

まだ着れそうじゃない。。。試着してると

タイミングよく夫が通りかかり、シャッターを押してくれました。

よほどドヤ顔だったのでしょう。顔がカットされてました、、、いいんですけどね、、、

* *

残りの300gほどの葉で、シルクスカーフを何枚か染めました。

葉の使用量は、スカーフの重さの2倍くらい

水の量はスカーフがゆったり泳ぐ位の量を用意します。

染めるものは前もって地入れして濡らしておくと、サクサク進みます。

在庫スカーフの中に、こんな↑ロープのようなものが、、もともと絞り加工されたスカーフです。

京都の染料店で買ったのを思い出しました。今でも買えるのかしら?

これも青汁の中に、ぽちゃ!

水面に出ないよう注意して

ひだの奥まで青汁を行き渡らせ、待つこと10分強。

絞り修行中の私には、ありがたいスカーフの一枚になりました。

* *

”生葉染め”は、ウールやシルクなど動物繊維しか染まりませんが、染め方はとても簡単!

 

藍の生葉と水で青汁を作ります。

ミキサーで3秒くらいガーガーッ

目の細かい洗濯ネットで濾します

よく絞ったら、染め液の出来上がり!

すぐ、染め始めます。

絞りカスは、広げた新聞紙の上で天日干ししてから、可燃ゴミに。

<手順>

1、地入れした布や糸を入れ、10~15浸す。その間、絶えず布や糸を動かす。

(注) 時間が経つと染まらなくなるので、水中で手探りで行います。

2、好みの色になったら取り出し、手のひらで挟んで押し絞る(大きいものは脱水機にかける)

3、広げて、ハタハタさせてから10分くらい干して空気に当てる。

4、水1Lに対して食酢10ml位の割合の酢水を作り、5分位浸す(染め色の鮮やかさが増しますが、しなくても大丈夫。)

5、水が透き通るまですすぎ洗い。

6、脱水し、風通しの良い所で、できるだけ早く乾かします。

一気にお話ししましたけど、、収穫したら染めまで一気に行うのが”生葉染め”の理想です。

後片付けを終えて、ほっと一息。。。

あらっ!手袋も、洗濯ネットもブルー

そうなんです!

”生葉染め”は、ウール、シルクの他、ナイロンも染まるんです。

せっかく育てた藍ですから、ぜひ、お試しください。

 

二番狩りの頃は、どんな庭になっているのでしょう

今度は、木綿や麻素材を染めようと思っています。

青汁を化学建てする方法です。お楽しみに。

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