少し春

日の出が早くなって、朝がうれしくなってきました。

キッチンで、真っ先に挨拶してくれるのが

IMG_0666

切り口だけの、この野菜。 こっち↑↑

水を替えながら2週間もすると

original写真837   original写真839

そう、豆苗です。  よく見ると、豆がおしくらまんじゅうしているのが、可愛い。

さらに、2週間・・・

original写真841

立派でしょ!  実は、再生2回目です。

前回は煮やっこ豆腐で、昨夜は野菜炒めの彩りに使って、2ヶ月も楽しみました。

3回目?  大丈夫かしら?

ふと、編み物の手を休めて、ベランダに目をやると・・

original写真854

わーっ。ベビーリーフの葉が大きくなってきてる!

なんて、、こんな事で大喜びするのは、緑の少ない冬だからこそ、ですね。

藍の種、さしあげています

春のことを思うと、ワクワクしますでしょう?

なので、今年は早めに、

『藍の種』さしあげてます。

ご希望のかたは、92円切手を同封の上、封書でお申し込みください。

original写真804

タデ藍の緑葉で染まる色は、水色からターコイズブルー。

original写真811

いわゆる、藍色でないブルーです。

春になって、桜の咲き終わる頃までに蒔くと、10日くらいで発芽。

original892

1ヶ月半もすると、プランターが緑葉でいっぱいになります。

種は、園芸店などでは手に入りません。

著書『ハーブ染めの贈り物』が、きっかけで、配布するようになりました。

最近、不思議と、この本がじわ~っと売れています。

発行から10年もたつのに、、、しかも、ほとんどの方が図書館で借りて、参考にしているうちに欲くなってしまった。との暖かいお便り。

60種類のハーブのカラーチャートが魅力?  とも、思ったのですが、藍の生染めの方法が載っているから。。も、あるみたい。

暮れにも、そんな方がいて、藍の種も一緒にお届けしました。

夏になったら18〜19ページで、チャレンジしてくださいますように!

海からの贈り物

日曜の朝。

夫とテレビを見ながら朝ご飯をしよう。と、ベットまで運んだら

original写真834

海で食べよう! ということに。

今日はどうかしら? 海の様子は我が家から見えないので、2分歩かなくてはなりません。

すると、どうでしょう。。大当たり!!

海28

宝石をちりばめたような水面

海37

サンサンとふりそそぐ陽の光

エルやプジョーがいた頃は、毎朝こんな海を歩いていたのねぇ。。。

などと、幸せな日々を振り返る、穏やかな時間。

みつけました!

海41 海39

ハート型の石とビーチグラス。

昔と変わらない事をしている私たち。

それを見ていた紳士から、いただいたものは・・・

海40

財貝(タカラガイ) 縁起の良い名前です。

ポケットに入れておくと、自然に磨かれて綺麗な色になるらしいのです。

才能も、そんな風に磨かれたらいいのにねぇ。

海16

刻々と変わる海の色を眺めながら、のんびりイタリアにいる気分。。。

近所のカレー屋さんなのに?

うん、そんな才能はあるみたい、、。

original写真827

ときどき海に来て、

自分を取り戻す時間も作ろう。と思いました。

ログウッド染めの麻布

成人の日の三連休。

いきなりですが、、、松の種って知っていましたか?

original2698

この、松ぼっくりの中に眠っているんです。

original2699

そっと、薄い羽のようなものを、引き出すと、先っぽに種。

天使の忘れ物のようで、かわいいですね。 遠くへ飛んでいけるよう、松の工夫なのだそうです。

今日は、そんな知識をたくさん持った友達と、”二十一世紀の森”を歩いてきます。

出かける前に・・本題です。

12月の『ログウッド染め』のレッスンにご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

毎回のようにご参加くださる、tamaeさんはソウル在住。 モシ(韓国の麻)を、さまざまな色に染めるのをテーマにしています。

乾かないうちに、レッスンが終わってしまうので、帰国後、いつも染め上がりの写真を送ってくださいます。 ごらんください。

モシの魅力はつや、そして、麻独特の張りです。

ログウッド染め麻0

みょうばん先媒染→<染め>→各種の媒染をして発色。

ログウッド染め麻01

微妙な色の差がおもしろいですね。

媒染剤は、Al /Fe /Cu /Ti /酸 5種類を使用。

ログウッド染め2

媒染後、もう一度、染め液に戻して染めると

ログウッド染め麻2

このように、しっかりと、力のある色に仕上がります。

12月のレッスンでは、想像以上に濃く染まって、この『染液戻し』をしない方が多くて、退色を早めるのでは、と、少し心配。。。

お持ち帰りになったログウッドチップで、試してみてくださいね。

仕事初め

めずらしく元旦は、午後から雪。 すてきでした。

original写真828

5年に一度、私は本を出すチャンスに恵まれているようです。

と、勝手に決めています。

『キッチン染めを楽しむ12か月』をブックデザインしてくれたCRKdesinのCさんが、ご家族で遊びにきてくださる。ってうかがって、

これは チャンス! とパソコンに集中。

original写真88

大晦日から、ストーブにお鍋をかけて、ホームページの文字化けもなんのその、、

撮りためた写真を整理して、音楽を入れ、スライドショーに。と、大奮闘しておりました。

部屋中、ブーケガルニの香りが立ちこめて、

original写真836

ブレゼが出来上がっても、まだ、、、

けど、そこはお正月。

IMG_0653

2、4、6、総勢9人で、おしゃべりと初笑いを満喫。すっかり仕事を忘れて、楽しいひとときを過ごしました。

そして、今日。

『今までに見た事もない素敵な本にしたいですよね~』って、Cさんからメール。

初夢ではなかったのね。

Merry christmas !!

どんなクリスマスをお過ごしですか?

私は、星とか雪とか、ガラスとか氷、キラキラが大好き。

original2678

12月になると、いつものように窓辺を北欧風にして、冬が終わるまで楽しんでいます。

original2679

今年は、いただいたロシアのお酒  ”ウオッカ” が仲間入り

original2680

幻想的なバレエの舞台を想像して、ロマンティックな気分に浸っています。

打って変わって、

明日25日は、忘年会&ピザパーティー。

original2688

先日立ち寄った、カレッタ汐留のイルミネーションに、また会えるかもしれません。

皆さまも、素敵なクリスマスをお過ごしください。

Wishing you a Happy christmas !

わたしの町

だいたいの方がそうなのですが、

昨日、レッスンにご参加くださったお二人も、JR二宮に降り立ったのは初めて。

遠い所、ようこそ! でした。

そんなことで、、今朝はわたしの町をご案内します。

玄関から見える吾妻山へ登り、海に戻ってくるコースです。ご一緒に!

駅から登ること20〜30分。 かなりきつい登り坂。

original2700

original写真8193

ここが ↑↑頂上。   菜の花がちらほらと咲き始め、お正月の出番を待っていました。

葉が落ちた木々の間から、我が家のグリーンの屋根がみえます。

帰りは、神社にお参りして、国道一号線の方角へと下山。

original2695

中腹は、秋色に染まって、木漏れ日がとてもきれいでした。

original写真878

JRの線路を超えると、石造りのアーチ。その ”吾妻橋” をくぐると漁港。

海が広がりま〜す。

original写真8202

ここ! この海に、犬達と散歩したくて、20年前引っ越して来たんです。

四季が織りなす自然の美。と、電車に乗れば、街のキラキラ。

両方にワクワクできていい所。 特に、今の季節は。

『ログウッド染め』レッスン

師走とは、よく言ったものですね。

コンサートや発表会、食事会、定期検診、箱根・ハイキング、、12月は、私でさえも走っています。

12月の染めレッスンは、18日が初日でした。

ログウッド染め01  ログウッド染め05

 

こんなログウッドチップの心材をを煮出して 、 ワインのような、おいしそうな染め液をつくり、

媒染によって、いろいろな色が取り出せることを学んでいただきました。

この方のスカーフ↓↓

original2668

偶然なのですが、、私が3年前に染めた ログウッド染め(鉄媒染)のシルクのスカーフ。  もしかして??と、巻いてきてくださって、サプライズでした。

今回は↓↓ 綿ガーゼの大判ストールに初チャレンジ。鉄媒染で深い紫に。

original2670

茶色のマフラーはウール。みょうばん媒染↑↑した Fさん作。

original2673

カメラを向けると、、とっさに、町子巻き。

お茶目なユーモアは、神戸育ちだから、だそうです。  一期一会の、楽しい発見でした。

これから、22日(月)と、27日(土)にご参加予定の方。部屋を暖めて、お待ちしております。

日本広告写真大賞

ノーベル賞授与式、いよいよですね。

スウェーデンだけでなく、日本も、年の瀬はアワードが目白押し。すっぴん大賞なんていうのもありました。

広告業界にもあるんですよ。

夫が撮った写真↓↓ ”APAアワード2015” に入選しました!!

新聞原稿本番

電通が制作した、集英社の年頭広告です。

新生な元旦に、新聞を開くと、天国にいるはずの18代目・中村勘三郎がデカデカと現れる、、と、 話題になりました。

このほど、日本広告写真家協会から、心を強く動かした絵。ということで選ばれ、『年鑑  日本の広告写真2015』に収められることになりました。

やめろよ! 夫は言いますけど、、、

私、ノーベル物理学賞をとった三人の教授の奥さまの気持ち。わかります。

本人より、嬉しいのよね。 ここにくるまでの、道のりを知っているから

original2666

広告に使われた写真は、↑この写真集(文芸春秋刊)の中の一枚。

夫が、勘九郎さん(襲名前)の楽屋を訪ねて10数年。ライフワークと言いながら、お人柄にひかれて、四国の金比羅歌舞伎やニューヨーク公演など、どこにまでも付いて行き、撮り続けていたこと。

勘三郎さんも文句も言わず、夫の前でくつろいでいたこと。

「お互い、長生きしようよ!」って言ってたのに。。思いもかけない、勘三郎さんの早逝。

original2663

とうとう、関容子さんが綴ったこの一冊が、語り部になりました。

正直、歌舞伎に興味のない私でも、勘三郎さんエピソードは温かくて、おかしくて、時々めくっては ”クスっ” としています。

そういえば、 夫の ”クスっ”が、一つ。

数年前、韓国の出版社が、夫のスタジオに通い詰めて、廬山人の器に”辻留”さんの日本料理を盛りつける撮影をたくさんしました。

いざ、本が出来上がると、韓国語が読めない。

出版パーティー? ソウルで? だめだよ、話せないもん。

original2664 original2662

未だに、理解できてない一冊です。

そうだわ! ソウルからレッスンにみえるtamaeさんに読んでもらいましょ。

1 36 37 38 39 40 63