黄花コスモスで染めてみませんか?

どこからか、キンモクセイの香りがする散歩の道。 空気が澄んだように爽やかで、歩くと気持ちいいですね。

最近、よく出会う花は、黄花コスモス。

オレンジ色の花は”サンセット” 黄色の花は”サニーゴールド”という品種だそうで、花屋さんの店先にも、苗が並んでいます。

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あちらこちら、空き地にも、金色の陽射しを浴びて、たくさん咲いています。

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吾妻山の頂上へと続く道も、キバナコスモス。

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海へと続く川辺も、眩しいほどのキバナコスモス。

10数年前、通りがかったスーパーマーケットの駐車場がこんなでした。 店長さんの許可を得て、人気のない朝、花集めをしたオレンジ色の記憶があります。

少しずつ収穫して、楽しんでみてください。

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花をこんなふうに乾かして、保存しておくと、いつでも染められます。 染め色は、みょうばん媒染で花と同じオレンジ色。鉄媒染でカーキがかった茶色。

11月の町の講座では、6名をこのコスモスで、と予定しています。あとの方、大丈夫ですよ!セージやカモミールの染め色も素敵ですので。

栗の和菓子

急に秋めいてきて、暖かいお茶がうれしい季節になりました。

“和菓子作り” と いうと、職人技のようで、ちょっと憧れませんか?

この『栗の茶巾しぼり』。材料が栗とお砂糖だけなので、簡単です!  作ってみてください。

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1、茹でた栗の実をスプーンでかき出し、細かく砕いて、栗の実の20%量の砂糖を加え、なめらかになるまで、よく練り合わせます(フードプッロセッサーを使うとさらに簡単)

2、ペースト状になった栗を丸め、固く絞った濡れふきんに包み、てるてる坊主を作るようにキュッ絞って、出来上がり。

ざっくりですが、、、栗1kgで25〜6個分。中の実は約750g。砂糖は150gくらい使います。

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ゆで汁は捨てないで、染めに使いましょう。

ゆで汁の入ったお鍋の中で、白糸で編んだコースターを煮て、鉄媒染すると。。。こんなグレーのコースターに!

『キッチン染めを楽しむ12か月』栗のページでは、染めのレシピーはもちろん。栗の上手な茹で方、茶巾しぼりの作り方も紹介しています。

もう一度、お手に取ってご覧ください。

ボビンレース展

若い頃、ランジェリーのデザインもしていたこともあって、今も、繊細なレースの美しさにとても惹かれます。

ビスクドールがご趣味のFさんから、レースギルドジャパン主催   “糸あそび〜ボビンレース〜” のご案内をいただき、行ってきました。

「テーマは家紋です」の添え書きに、ん? ? ヨーロッパの手仕事のはずなのに、と、友達とわくわく。

写真はありませんが・・・ボビンレースの技法で、みごとに日本の家紋を織り上げたモチーフの数々。はかなげなレースと、伝統デザインの美しさをあらためて感じ、Fさんの家紋にご挨拶しました。

世界中にレース愛好家のグループはあるんですね。人の手でつくれるものなの?  と、ため息のでるような、素晴しい英国のレース模様や、やってみたくなるような体験コーナーに、皆さん釘付けでした。27日まで開催しています。ぜひ!   場所は、川崎市中原・市民ギャラリー1F JR武蔵小杉駅近くです。

オランダ・ベルギーの旅117

余談ですが・・・写真奥のように、ボビンと呼ばれる糸巻きに糸をまき、左右に交差させ、ピンで固定しながら模様を作っていきます。複雑に見える模様でも織り方はたった3種類だそう。専門家はボビンの形で国が判るようですよ。そういえば、フェルメールやヨーロッパ中世の絵画に、こんな手仕事風景が描かれていました。

ベルギーのフランドル地方はイタリア・ヴェネチアと並んでレースのメッカ。メッヘレンレースといわれるボビンレースに出会ったときは、倒れるくらい繊細で、、熟練の技に目が点。でした。

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「糸の宝石」と言われるアンティークレースは高嶺の花。なので、この小さなペンダントと古いレース・数本が、私の唯一の宝物。

どこの村でどんな人が織ったのかしら?と想像するだけで、心が旅立ちます。

母と旅した4年前を思い出して、出してみました。

藍の生葉染めレッスン

恒例にしている『藍の生葉染め教室』 がおわりました。

細々と5年は続いているかしら?   今年は、7月の町での講習会に予想を上回る参加者があり、9月のレッスンは誰も来ないかも、と思っていました。

ところ。。。学級部会のKさんのお陰もあって、

キャンセル待ちで講習を受けられなかった方、もう一度受けてみたい方。染めになかなかご縁のないオフィスレディーの皆さんや、さらに、 “いきいき” の撮影をしてくださったフォトグラファー・奈々子さんとお菓子の先生  Yさんも遠路はるばる。  一気に定員オーバーぎみ。

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こんな鮮やかなスカーフが

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こんな色に染まるのを、歓声をあげて、みんなでわいわい。時間を忘れて楽しみました。

初夏の一番藍に比べて、シックなグリーンブルーやグレーがかったブルーに染まって、秋を感じたり、おどろいたり。

初めて出会った人たち同士なのに、不思議と話がはずむのは、なぜでしょう?

一期一会の皆さんの笑顔に、心から満たされた週末でした。

”いきいき”の原稿の戻しも、頑張らなくっちゃ!! レッスン中に編集のKさんよりお電話が。。。急に現実味を帯びた週末に。

いきいき

先週は、雑誌 ” いきいき ”  の撮影がありました。

『キッチン染めを楽しむ12ヶ月』を書店でみかけ、興味を持ってくださった編集のKさん。ご購入くださった上、いきいきと暮らしていないかも?知れない私に、取材のお申し込み。 お若いですね。

作品を作る時間がなくて、躊躇しましたけれど・・・その勇気と熱意に、応えねば!と  精一杯。

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キッチンでの染め物やハーブ料理。庭での私の手仕事を紹介いたしました。

奈々子さんのカメラワークが “いきいき” としてとても新鮮!   逆に取材したいほど、ステキな一日でした。

くわしくは、またお知らせしますね。  作り方原稿を送ったばかりなので。。。

トマトの一生

6月のブログに登場した、お豆腐パックの中で育てたこのトマトの苗。覚えていらっしゃいますか?

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あまりに成長がおそくて、Mさんの畑で大きくしてもらっていました。

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時間はかかりましたけど、、6本全部が無事に成長。私の背丈ほど伸びて大喜び!!

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みんなの心配をよそに、1ヶ月間、酸味のある濃厚な実をたくさんつけました。

けれど、この台風で倒れて・・・きょうが最後の収穫です。

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こんな風景を見て大きくなったのねぇ。ひまわりもおしまいですね。

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オクラはもう少し楽しめそう。

などと、Mさんと夏を惜しみながら、頑張ったミニトマトに感謝しました。

赤じそのジュース

母の庭の赤じそは、暑さが頂点を達した8月中旬が盛り。

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赤じそのジュース。いつも、おいし〜い!と言ってくださるので、うれしくて、2週間前かしら? 今年もたくさん作りました。

ご近所さんやお好きな方にさしあげて・・・あとは家族や来客用。といっても、エアコンの修理に来てくれた方にまで無理やり。

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今日は、野菜を届けてくださった友人と、小さな庭を眺めながら。

サワ〜ッとしたシソの香りと酸っぱさが、台風前の蒸し暑さにぴったりで、おいしすぎてグビグビ。 写真を撮っている場合ではありませんでした。

甘味のない炭酸ソーダで割ると、もっとおしゃれな味。

作り方は、去年のブログ8月のアーカイブで紹介しています。

果樹園のめぐみ

町民大学講座の打ち合わせを、朝9時からにしませんか?と、学級部会のKさんがお誘いくださった場所は、町の果樹公園。

古きにわたって園芸試験場として使われてきた果樹園は、思ったより広くて、豊かな青々とした緑に覆われていました。

今日は、収穫した果物を分けてくれる日だそうで、職務を忘れて順番待ちの列へまっしぐら。

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こんなにたくさんあって500円!   木箱に『募金としてお支払いください』と紙に書いてあるだけのお会計に心がやわらぎます。

ブルーネットの中をこっそりのぞくと・・・

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たわわに実るブドウや柿が、のんびりと育っているのを発見。

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初めて、憩いの場となっている園内を歩いてみて、いい町に暮らしているのねぇと、ふと幸せを感じました。

むろん、打ち合わせはその後ゆっく~り、しましたよ。

奇跡の葡萄

いつも沖縄からおいしい贈り物をしてくれる松ちゃん。めずらしく、方向ちがいの山梨から届いてびっくり。

今年は、大きさにも驚いて欲しかったみたい。

世界一 粒が大きい葡萄「天山」。ご存知でしたか? そういう私は今日まで知りませんでした。

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奇跡の葡萄といわれ、世界初の品種だそうですよ。今年発表されたばかり、と聞くと、なお光栄に感じます。

さわやかなマスカットグリーンが宝石のよう。

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さっそく氷に浮かべて、冷たいひと粒を、皮ごと・・・

おいし~い。 皮がやわらかくて、タネなしです。ふくよかな香りと、気品ある味。おとなしい甘さが、いくつでもいけそう!

『僕が帰るまで、残しておいてね。』夫の声がブレーキをかけています。

夏祭り

お盆休暇。とりましたか?

帰省をしている人がうらやましくて、わたしも故郷の横浜へ。といっても、ガラ空き電車でたった50分の旅でしたけど・・・

毎年、お祭りを楽しみに友人の家に集まります。

お囃子を遠くに聞きながら、手料理を囲んで、絶え間ないおしゃべり。

海風が立つ夕暮れに、外に繰り出すのがお決まりです。

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公園のにぎやかな盆踊りの輪をぬけると、熊野神社。

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境内ではお神楽が演じられて、今年は『因幡の白うさぎ』。どんな兎が出て来るのかしら? 興味しんしん。

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子供心を引きつける、きらびやかでいて素朴な屋台。

これが横浜駅の、次の駅の町。ビルの谷間の風景とは、思えませんでしょう?

すっかり、幼い頃の夏休みに、戻ったみんなでした。

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