最近、” 藍の種” 駆け込みご応募が多くて、うれしい悲鳴。。。
順次、お送りできるよう努力しておりま~す。
さて、今日は
今、夢中になっている、干し葉の藍染め を紹介します。
![藍染156](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/b7635f1342a9cb9a47426fb98f6d0596-200x300.jpg)
染め色は、空気が乾燥している今だから。も、あって、クリアーで鮮やか。
藍の生葉を 2〜3日天日干しした、ドライの葉を使います。
![干し葉の保存03](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/43f29356c508634c449172314b8976ae-300x201.jpg)
夏に。染める時間がなかったり、葉が余った時などに、作っておくと便利です。
生葉100gを乾燥させると、約20gの干し葉ができます。
生葉染めは、葉と水で青汁を作って、その中に浸して染めますが、
干し葉は、還元剤を加えたお湯の中で煮て、漉してできた温かい液の中に浸して染めます。
という、訳で、<抽出液の作り方>
干し葉は、漉す手間を省くため、袋に入れます。
1、80℃くらいの温湯に、干し葉を10分浸します。
![original写真8133](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/f5033bdf9a289d0095b279d2e3a07993-300x200.jpg)
袋を絞って取り出し、こし液は捨てます(不純物を取り除く作業です)
2、ソーダ灰とハイドロサルファイトを、水1Lにつき5gを用意。
![original写真8136](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/74c2f407d4d731bd5a47c8a43f8990ab-200x300.jpg)
3、80℃くらいの温湯に、2の還元剤を溶かし入れ、干し葉入りの袋を入れ、火にかけます。
![original写真8138](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/db11334fe10b8861d103f67c04d9e25a-300x200.jpg)
4、10〜15分煮て、10〜15分そのまま放置。
![original写真8139](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/6a92e76cf9e3681cdfc8010e5e9449fa-300x200.jpg)
5、袋を取り出すと、染め液 ↑↑ 完成。
この中に5〜10分浸し、外に出して、広げて5分。
![original写真8143](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/ccb1e80d88d36e299d8a1290a7daa0c6-300x200.jpg)
これを2〜3回繰り返して、好みの濃さにします。
すぐに洗わないで、20分くらい干してください。
あとは、水洗い、脱水、風通しの良いところで乾燥。の手順。
ちなみに、上の編み地をほどくと・・・
![original写真8128](http://www.setsukoishii.com/blog/wp-content/uploads/2015/03/640aa0f2edcdc79b7ed3bd6226dd85b8-300x200.jpg)
こんな↑ 糸になります!!
温度が低下すると染まらなくなりますから、
染め液を、ときどき火にかけながら、40〜50℃ にKeep すると、1時間以内なら、残液で、何回でも染めることができますし、
生葉の時期より、じっくり考えながら染められるところがいいです。
いつか、ぜひ、チャレンジしてみてください。