ビーツで染めてみました。

”子どもと親の環境教室”  の代表をしている Sさんから

愛(藍)の種ありがとう!のメッセージと、ボルシチで知られている ビーツをいただきました。

『食べて!』というより、『染めて!』と言われているようで

両方を試すことにしました。

テスト用のスワッチ、刺繍糸、スカーフ 全部で25g。

焼きミョウバンを溶かして作った媒染液の中に浸して、先媒染。

食べる方を優先にして、染め液は片手鍋で作りました。

皮を剥いて、厚めにスライスしたビーツ200g(皮も使います)

水に入れて火にかけ、沸騰したら20分ほど茹でて

冷めたらザルで漉して、一番液を作ります。

ビーツを食べてみたら、柔らかく、ほんのり甘いほうれん草味。

どうして食べたらいいのか? 初めての味です。

茎も染まりそうなので

細かく刻んで、さっきの漉しカスと一緒に、水と食酢1カップを入れて20分ほどコトコト。

漉して、一番液に足して、1.4Lの染め液を作り、染めました。

想像とは違う、オレンジ系。。。

毛糸を入れているから、温度を80℃まで上げて15分Keep

ゆっくり冷ましてから、すすぎ洗い。

以外や以外、どんどん色が流れていきます。

毛糸は鮮やか!  スワッチを半分に切って鉄媒染もしてみました。

はい、出来上がり!

 

左が鉄媒染、右がミョウバン媒染

素材は、上からシルク、ウール、木綿、ポリエステル混綿。

綿は染まらないけど、シルクとウールは染まる。という結果と

ビーツの切り口のような色には染まらないことがわかりました。

 

冷ましたビーツは瓶に詰めて

甘酢を注いで、ピクルスに♪

翌朝、冷蔵庫から出してみると・・・

ややっ! なんと、甘酢が赤く染まってます。

酸性抽出の方が良かったのかしら?

さっそく、このジュースを水で薄め、シルクオーガンジーを入れてみました。

熱めのお風呂くらいに温度を上げてから、火を止め

浸すこと2時間。

こんな 可愛い色に染まりました~。

新しい甘酢を入れたピクルス・・・

今朝みたら、また赤い甘酢に変わってました!

どこまで赤く染まるのでしょう?

味も、デザートのように美味しくなってます!

不思議な野菜ですねぇ。

長い長いお話になってしまいました。

こぼれ種の藍で、生葉染め

梅雨入りして、10日・・・

あれっ! 雨がなく、そよそよと快適な日々。

おかげで、切り戻したハーブは

電子レンジなど使わずに

カラッと

乾燥してくれて、楽ちんでした。

こんな風に、乾燥剤を入れて保存。

いつでも染められると思うと、安心です。

 

ほっとしたのも、つかの間

気になっていた↓↓ こぼれ種の藍。

一本が茂りすぎて、とうとう染めました!

まず、葉だけにして、水を加えてミキサーで青汁を作ります。

次に、麻や木綿を染められるように、アルカリ性にして還元↑↑

青汁の色が緑に戻ったら・・・染めに入ります。

10~15分浸します。

→→

出した時は黄緑色、空気に触れると青く変化していきます。

洗う前に、20分くらい天日干します。

それからすすぎ洗い。水の中の酸素でもっと青くなります。

さらに、酢水に浸してパキッとした色に仕上げます。

写真の上2色は、残液で染めた2色。

葉っぱ60gで、オフ白の麻紐が合計40g染まりました。

一番藍はパワーがありますね。残液でもう一回染められそうでした。

今年初めての生葉染め。

配色してコースターでも織ろうかな。。。

” 藍の生葉染め ” レッスンのご案内

遅くなりました。

「生葉染めレッスン」の日程をお知らせいたします。

6月26日(月)、27日(火)、30日(金)

時間は午前10時〜午後3時ごろまで

いずれかの1日、ぜひ、ご参加ください。

今年初めて種を蒔かれた方も、これを機会にマスターしてみたらいかがでしょう。

日焼け、冷房対策に便利なガーゼストールを水色に染めます。

肩まで羽織れる 大判サイズ。

残液でも染まりますので、染めて見たいものがありましたらお持ちください。

3〜4名で満席となります。お早めに!

7月、8月はありません。

お待ちしています。

藍の畑

お天気情報では、梅雨入り間近とか、、

昨日、横浜の母の家に行ってきました。

デルフィニウムがあちこちに咲いて、夏の庭

隣に面している畑では

藍・・・しっかり育っていました。

昨年は全部、乾燥葉にしましたけど

今年は、いつも通り『生葉染めレッスン』しようと思います。

6月が6日も過ぎたので、急いでご案内いたします。

ご都合がつきましたら幸いです。

ハーブの染め色

お待たせしました。三日前のブログの続きです。

”ハーブ染め” の染め色。

使う媒染剤によって色々な色に染まります。

上から、みょうばん媒染、鉄媒染、銅媒染した色

自然の色は、微妙でふんわり複雑です。。。

みょうばん媒染なら、スーパーでも手に入る”焼きみょうばん”が使えます。

鉄媒染をするなら ”木酢酸鉄”

銅媒染をするなら 環境にやさしい”銅媒染液”が使いやすいです。

たくさん使うものではないので、少量入りをお勧めします。

使いきれないハーブがあったら、捨てる前に、ぜひ、お試しください。

 

さて、今朝の藍です。

キラキラ朝日を浴びて、背伸びをしています

プランター全体から見ると、まだ小さいです。

今日はカラッとしたお天気で、気持ちいいですね。

陽射しは強いけど、、湿度が30%以下

ひんやりとした空気に、一週間前に行った 蓼科高原を思い出します。

アロマテラピストのSさんお気に入りの場所

私も訪れて、アロマの香りでエネルギーチャージしてきました。