黄金色の並木道

小春日和が続いて、お出かけシーズンですね。

私も半年に一度の定期検診で信濃町の大学病院へ

歩いて 近い神宮外苑の銀杏並木に行ってみました。

毎年 この黄金色に感激!

4列の銀杏並木が一斉に紅葉するのですから、世界中の人が集まるわけですね。

絵画館前では🎄クリスマス・マーケット

今回は 元気な呼び込みに誘われて こちらの↓↓ 工芸職人展へ

入り口もイチョウの落ち葉色

染め職人さんや陶芸作家さん、手作りアクセサリー、蔓で編んだ籠バック屋さんなど・・・

休日は観光客で賑わうのでしょうけど、、

有田焼の100円コーナーでゆっくり、箸置き探しが出来ました。

暖かな灯りにほっこり・・・

やっぱりね、美味しいものには人の列・・・

ほうじ茶の香ばしい香りに、とうとう私も吸い込まれました。

普段は立ち入り禁止になっている御観兵榎の森に、こうして人が集まっている事がなんともうれしい光景です。

12月7日まで開催中

桜の落ち葉染め

今年は紅葉がきれいですね。

桜の落ち葉も美しく、思わず拾ってしまいます。

そこで、5年ぶりに桜の落ち葉で染めてみました。

結果はこんな色↓↓

今なら間に合います。落ち葉を集めて お試しください。

落ち葉染めの方法です。

落ち葉は 洗って水を入れたバケツの中に浸しておきます(アクで水が茶色に)

ウールのストール・・・75g

刺しゅう糸3束・・・約5g

合計 80gを染めました。

落ち葉は200g強 使いました

染め液の作り方

① 約5ℓの水で落ち葉を煮出す

中火の火にかけ、沸騰したら 30分位煮込む

火を止めて

出来た1番液は雑味があるので捨てます。

② 同じようにして、2番液も捨てます。

③3回目は赤みの染め液にするために、水にソーダ灰を加えたアルカリ水の中で落ち葉を煮込みます

ソーダ灰は水1ℓに対して1g

分量は分かりませんが、、重曹を使う場合はアルカリ度が弱いので多めに入れてください

アルカリ抽出です↓↓

中火の火にかけ、沸騰したら火を弱め30分位煮込むと、ワイン色・・・

④ 落ち葉を取り出した抽出液のpHを測ると↓↓

pH8〜9でアルカリに傾いている為、酸で中和させます↓↓

1〜2滴 pH7〜6になるまで調節すると、染め液の出来上がり!

酢酸の代わりに、酢酸度の低い食酢を使うのなら多めに

テストペーパーがあるととても便利です。

翌日から染めに入ります

染め液・・・約4リットル(人肌に温めておく)

染めるものは 水に浸して親水性を持たせてから使います

染め液に染める物を入れて、よく馴染ませてから中火にかけます↓↓

ゴム手袋をした手が熱いと感じるまで、よく馴染ませる

沸騰させず 70℃〜73℃ Keepで30分弱火で煮る

火を止めて、 自然に冷まします

時々、繰ります。

人肌くらいに冷めたら、すすぎ洗い⤵︎

同温の水から始めて徐々に水で

形を整えて、乾いたら出来上がり!

媒染剤を使わない自然の色にびっくりです。

こちらは⤵︎媒染剤を使っていろいろ

コットンや麻は 桜らしい優しい色

落ち葉なのに、桜って、偉い!

5年前に染めた感動がよみがえった2日間でした。

2020年・11月のブログアーカイブスもぜひ!

藍の種ができる頃

風もなく穏やかな 秋晴れの週末でした。

紅葉が始まって、気持ちまで晴れやかになりますね。

我が家のミニ畑の藍も、朝日に照らされて黄金色に⤵︎

土曜日は、花穂を残して 根こそぎ引き抜いて、土を耕す作業をしました。

この花穂↑↑の中に種が潜んでいるので、乾燥させてから取り出します。

こんなに要らないのに、、毎年この風景に満足 満足。。。

来年こそ!藍染め。と思っている方は、ぜひ 春の種播きから始めてみてください。

種が乾いたらお分けしますね。

*  *

庭仕事の後、少しお洒落をしてジャズコンサートに行ってきました。

場所は、400年続く町内のお寺。

なんと ピアノがあるんです!

住職さんがこのお寺を継いで以来,ずっと音楽に親しむ会を開いているそうです。が、私はウクライナ支援のためのコンサートがきっかけ

今回は、世界の紛争地で活躍している「国境なき医師団」にカンパを送ろうというものです。

平和を願う気持ちが少しでも届きますように・・・

お堂いっぱいに音楽好きが集い、心ゆくまでジャズのリズムにのって ふっと力が抜けた時、住職さんの尺八が奏でる”枯れ葉”もジャズ!

ブラボー!なひとときでした。

P・S 

1週間後、浄源寺さんより

集まった義援金を全額「国境なき医師団」に送らせていただきました。と集まった金額のご報告が・・・

何だか心が熱くなりました。。

ガルシア・ガルシア

音楽の秋もたけなわ 🎶

昨日は、楽しみにしていた マルティン・ガルシア・ガルシアのピアノを聴いてきました。

4年前のショパン国際ピアノコンクール・2021 からずっとファンです。

当時、張りつめて演奏するコンテスタントの中で、 彼だけが表情豊かに楽しげにピアノに向かっているのが印象的で、しかも歌ってる!・・・ 結果発表の日までこっそりと応援してました。

結果は第3位でしたけど、、コンチェルト賞を獲得!

この年は 創立10年ほどのイタリアのピアノメーカー「ファツィオリ」を弾いたピアニストが 多数上位入賞したことでも大きな話題となり、その一人が彼でした。

今回も、FAZIOLI-308を使用↓↓

前から四列目のこの位置から繊細な指の動き、足の動きをみることができてラッキーでした。

写真や動画で見るご本人とは違って、スリムで背が高く、顔が小さくハンサム

ショパンのバラード第2番から始まって、スケルッォ、マズルカ

〜休憩を挟んで〜

リストのノネンヴェルトの僧坊、水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ、etc

リストの超絶技巧はくたびれるなぁ。。。と想像していたら、これが すごい迫力で大感動!

嵐のような拍手に応えて、何回も何回もアンコールに応えてくれました。

作曲もするんです!!

次の日は新潟公演とか・・・

ピアニストは体力が並大抵ではないのですね。