梅雨どきの藍

藍はお元気ですか?

私も心配で、雨があがったので、母の庭へ行ってきました。

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大丈夫!

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このように順調に育っておりました。

これからも、雨と陽射しを浴びて充実していくことでしょう。

と、いうことで、今年も、『生葉染め』レッスンの日程を決めました。

詳しくは、ホームページ  ”レッスンのご案内” へ。

ポジャギの国へ

3泊4日でソウルに行ってきました。

以前。大阪のハウスメーカーさんから、ハーブ染めの布で ”間仕切り” を。とのご依頼があり、

一枚のコピーをいただいたのが、『ポジャギ』との出会いです。

韓国の昔の女性が、一針一針縫いつないだという布は美しく、写真でみるかぎり抽象画かステンドグラスのようでした。

では、わたし流に・・・

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と、シルクオーガンジーで作ったのがこれ。簡単に読者が作れるように、ジグザグミシンでコラージュしました。

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こちら↑は2冊目の著書『ハーブ染めの贈りもの』藍の生葉染めのページ作品。 今でも西田碧さんから習ったビーズの縁飾り・蝶ちょを四隅につけて使っています。

これをみるたび、本物ってどんなもの?。。。 心のどこかにあったのでしょうね。

いつか、と思っていた、韓国刺繍博物館を訪ねてみました。

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ここには、朝鮮王朝時代 (1392~1910年)の女性が愛用していた、生活刺繍品などが展示されています。規模は小さいのですが、名もなき女性の作り手たちと、じっくり向かい合えて、特別な時間を過ごしました。

物を包んだり、覆ったりする四角い布を、一口に『ポジャギ』と思っていましたが、刺繍をしたものを『刺繍ポジャギ』   端切れを縫いつないだ布を『チョガッポ』というそうです。

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刺繍博物館の看板です。今はナビがあるからほんと便利。住所をタクシーの運転手さんに渡すと、ちゃんと連れて行ってくれましたよ。

ソウルにはショッピングに訪れる人が多いとか、、、こうして文化を訪ねるのもいいですね。お勧めします。

な~んて、親子そろって明洞にくり出して、メガネ。作っちゃいましたけど、、、

繁華街や市場を歩いたり、情緒ある伝統家屋の家並みを散策したり、Nソウルタワーからの夜景もとてもきれいで、のんびり漢江クルーズも楽しみました。

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宗廟の日本語ガイドさん。

地下鉄に乗ったり降りたり、在来線にも乗車。親切な人たちとの思い出もたくさんできました。

母は7月で88歳。これで米寿のお祝いになったのかしらん?

幸せを呼ぶ、つるサマースノー

年老いてマイペースになったエルの散歩は、朝の4時。

人気のないミステリアスな早朝の雰囲気は、エルと一緒でなくては味わえないかもしれません。

けど、道行く人もなく、孤独感がちょっぴり。

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『今年もきれいに咲きましたねぇ。毎日癒されていま〜す。』

遠回りをして、我が家の前を歩いてくれているルナママさんが、今日はピンポ〜ンしてくれました。

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久しぶり~~っ。

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バラに包まれた美女子二人。とは、いえませんけど、、、うれしそうなエルでした。

いつか、きっと、こんな日がいい思い出になるのでしょうね。

つるサマースノーが咲いてくれたおかげです。

 

畑の誘惑

からっとした、爽やかな休日。

『たまには、来ない?』のお誘いで、お茶とお菓子を持って、ご近所さんの畑へ行ってきました。

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キュウリがそろそろ。      ジャガイモの花も咲いています。

鳥のさえずりをききながら新緑の道を歩くと、空き地を利用して野菜づくりをしている人。花壇に小さなキッチンガーデンを作っている人。土に親しむ人たちがなんて多いことでしょう。

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そら豆って、空に向かって成長するのでそら豆って言うの、知ってました?  さやが下を向いたら、食べごろだそうです。

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絹さや、スナップえんどう豆、紫玉ねぎ、サニーレタス、人参。

わいわいと収穫して、いちご狩りのような楽しさでした。

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畑もいいですね。

木陰に作ったテーブルセットが居心地よくて...ついそんなこと言ってしまいました。

小さな庭で、精一杯なのに、、、

気がつくと。。。5月

驚いたことに、パソコンのスイッチを入れるのは、今月初めて。。。

ゴールデンウィークは、夏物入れ替えとか、ただの主婦になっていました。

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さて、毎年、買ってしまう苗の一つが、このナスタチューム。ハーブと聞いて驚かれる方も多いことでしょう。

1冊目の著書『暮らしを楽しむハーブ染め』が出てすぐのこと。読者からの最初の質問が「ナスタチュームでも染まりますか?」でした。

当時、60種類以上のハーブで染めたカラーチャートを作りました。が、ナスタチュームで染めたことがなく、編集のNさんとおおあわて!!

試し染めをしましたら。たくさんの量を使っても淡い色にしか染まらないことが判明。ディルやルッコラと同じように、「染めるより、美味しいものは、食べましょう」とお答えしたと思います。

無理をせず、「ハーブが余ったら染めてみましょう」今もその考えは同じです。

フランスではキャプシーヌと呼ばれるナスタチューム。

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今ごろの季節にプロバンスを訪れると、こんなサラダに出会えますよ。

ピリッとした辛さの花と葉は、まるでワサビ味!って感じがしますが、ヨーロッパの人々はクレソンかマスタードの味と感じるようです、

若い種はすりおろしてワサビの代用になりますが、観賞用として十分な魅力があります、。

 

4月の庭 マリレーン

桜の花がなくなると、春は急ぎ足になりますね。

何年も前から、チューリップは全滅した。と思っていましたら

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4月はじめ。すくっと一本 ( みえますか?写真中央 )感激でした。

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微妙に色づいていくプロセスを、わくわくしながら味わっていました。

ユリ咲きの高貴な花姿になるまで2週間。

一緒に植えると素敵よ。と、黒紫色の花 “クイーン・オブ・ナイト” とセットでくださった園芸家の光江さん。私も” マリリン ”を マリレーンと呼ぶほうが好きで、そう呼んでいます。

チューリップといえばオランダを思い浮かべますが、実はトルコが原産地だそうです。

 

ホビーショーのご案内

日本最大のホビーショー。いよいよ来週、開催です。

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テーマは、世界につながる〜Cawaiiもの〜。 なんだか、そそられますね。

私もゆっくり見て回りたいと思います。

展示作品の荷造りにおおわらわだった、去年の今頃。

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エルは2階に上がれていたのねぇ。。。

今年は参加していないので、安心したようにエルは介護されています。

桜とロマンスカー

どこを見ても、歩いても、今は桜。

日本っていいなぁ。。。と、つくづく思います。

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切手で見たこの風景。隣の駅から御殿場線に乗り換えて20分。と、聞いて、行ってみたくなりました。

ここ山北は、みかんの産地として知られ、普段はのどかな町だそうです

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この日は桜まつりに参加する人たちや観光客でとてもにぎやかでした。

古い商店街をぬけると、美しさに思わず、わ〜っ!と叫んでしまうほど、みごとな桜。

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なにやら、カメラを持った人が、橋に集まっています。  なになに? 私も・・・

すると、山の向こうから、ひときわ明るい2つの光・・・

来るぞ! 速いから、どんどんシャッターを切れ! 見知らぬ鉄道マニアさんが、教えてくださるけど、こちらはバカチョンカメラ。嵐のようなシャッター音の中、3回が限度でした~~っ。

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あ~ら、撮れてる! 一日に1本しか通らないロマンスカー。しかも土・日だけの運行で、4月に新車両になったばかりブルーの車体、そして桜に菜の花。 鉄道ファンならよだれもののショットだそうですよ。  やった~。

いつか、このロマンスカーから桜を見てみたいです。

春を食べに、草餅

子供のころは  ”おいしい” とは思わなかった野草の味。大人になるとわかるんですね。

『つくしがでたわよ〜』の一声で、叔母の家へ行ってきました。

叔母は母の妹で、鎌倉に近い横浜に住んでいます。

敷地に栗やみかん、サクランボ、竹の子などの他、あらゆる野草が育ち、自然にあふれた暮らし方をしています。

料理も素朴で懐かしく、それが食べたくて、親戚中がよくあつまります。

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”つくし”の天ぷら、”菜の花”の辛し和え、”のびる”の酢みそ和え、”セリ”の胡麻和え。

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メインは 草餅 ↑↑

今日は、二人の姉妹が元気なうちに、と、作り方を習いました。

摘みたてのヨモギの新芽を使います(そういえば、別名・餅草ですものね)

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1、柔らかい葉300g位を、重曹小さじ2ほど入れた、たっぷりな湯でゆで上げ、水にさらしてアク抜きをします( 茹で汁は染めにつかえますよ )

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2、絞った葉を、当たり鉢でよくすりつぶす。

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3、上新粉660g・だんごの粉200g位を混ぜて、お湯を加えてよく練る。

original10534、耳たぶ位の硬さの団子にまとめて、20分位蒸す。

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5、熱いうちに擦りつぶした葉とよく混ぜ合わせ、手にお湯をつけながら、団子に丸めて、出来上がり。

この分量で、60個は丸めたでしょうか。普通の家庭でしたら3分の一の材料で十分です。

ヨモギの新芽をみつけたら、お試しください。

大きくなりすぎたヨモギをみつけたら、染めてみてください。

 

 

 

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