りんごの薄いタルト

散歩の道も秋色に染まり、実りの季節もたけなわですね。

山梨のりんごの木のオーナーになっている犬友。Yさんご夫妻から今年も収穫のお裾分けが・・・『ふつつかな娘達ですが、』のお言葉に、思わずにっこりしてしまいました。

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さっそくタルトにして、休日のティータイムをしました。

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甘酢っぱいりんごとシナモンの香りが絶妙のコンビ。三温糖をパラパラするだけのソフトな甘さに、アンコール続出!!

りんごを煮なくてすむので簡単です。 ぜひお試しください。

*4人分のレシピ  (頑張って2人で食べてもいいのよ)

1、皮をむいたりんご1〜1個半を、スライスしてレモンの絞り汁をふっておく。

2、市販のパイシート1枚をオーブンペーパーの上でめん棒で伸ばし、端を折り込  み、その中にりんごを並べます。上から溶かしバター10g(あれば無塩)をかけて、180℃にセットしたオーブンへ。

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6〜7分焼いたら、三温糖10g(適当でいいの)を散らします。

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再びオーブンに戻して15〜18分くらい、色よく焼きます。シナモンパウダーをふりかけて、フーフーしながら焼きたてをどうぞ!  冷めてもおいしいですよ。

よく訪れていたフランス料理の研究家・たみ子さんの山荘。はらはらと落ち葉が舞う日だまりのテラスで、こんなタルトとアーモンドティーで、時を忘れておしゃべりしていたわね〜。と、遠い昔をなつかしく思ったり、年とともにレシピが私流になってしまった反省も少し・・・

チャレンジ違い??

『柿渋染め』にチャレンジしてくださ〜い。と、先日、美しく色づいた渋柿をいただきました。

せつかくですが、タンニンが多い青柿でないと柿渋はとれませんし、発酵に年月がかかりますので・・・

ごめんなさ〜い。『干し柿』にして食べちゃいました、、、

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風通しのよい軒下に干して2週間。

適当に柔らかくて、おいし〜〜い!お砂糖では出せない極上の甘みに感激でした。

ドライにするだけで特別な味になるんですねぇ。今度は切り干し大根にチャレンジしてみようかしら? 柚子を巻いて、お正月用の針はり大根も・・・

ちょっと脱線しましたけど、健康茶として飲んでいる『柿の葉茶』も柿渋色に染まりますよ。著書の「秋のキッチン染め」のページを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

『柿渋染め』は、いつかチャレンジしてみたいと思います。

藍の種の収穫

こんな可愛い花を咲かせた藍も、今は種の収穫時期。

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無惨な枯れ色になって、大慌てしている方。こぼれ種でも春には芽を出しますが、冬の間は休ませてあげましょう。

どうしたらいいの? のご質問が多いのでお答えしますね。

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まず、藍を根元から刈り取り、逆さに吊るしてよ〜く乾燥させます。

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写真のように茎から粒状の花殻をこき取り、種が呼吸しやすいよう紙袋やコルク栓の瓶などに入れて、日の当たらないところで保存します。

花殻の中に種が入っています。手のひらですり合わせるように揉んでから、ふっ〜と息を吹きかけて殻を飛ばし、ゴマよりずっと小さい種を取り出します。桜のつぼみが膨らむころが種蒔き時。

失敗した方、大丈夫ですよ! 『藍の種プレゼント』また来年もいたします。

庭と音楽の日々

もう11月ですね。 早〜〜い!!

ハーブの挿し木や植え替えを、最低気温が10℃位までに済ませなくては!!と、内心焦っていますけど・・・

いつも音楽を聞きながら、優雅な気持ちで庭仕事をするよう努力はしているつもり。 庭にも華やかな春を夢みてほしいから。

ヴィヴァルディ? それともモーツァルトのおかげ?

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昨秋に挿し木をしたローズマリーが、こんな豊かな一株に!

先日、ローズマリーで染めたリボンを結んで、友達の家々に嫁がせたところです。

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いつか染めてみて!と、染め色のサンプルも添えました。でも、はじめはお料理に使ってね。

みじん切りのローズマリーを、揚げたポテトにパラパラしたり。茹でたてのジャガイモを、ローズマリーをまぜたバターで和えたり、簡単でいいの。ささやく音楽のように親しんでほしいなぁ。

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なぜか、穏やかなフランスの田舎町を思い出す。歌うようなショパンのピアノ。

私の染め色を、ドヴォルザークのセレナーデのようね。と表現した心の美しい人。

音楽にもハーブにも、普段をご馳走に変える不思議な力があるみたい。

いかくんとセロリのマリネ

先日、CRKdesignで、一人一品、料理持ち寄りのランチパーティーがありました。

さすが!編集やデザインに携わる方々の集まり。 揚げない(?)コロッケとか、フライパン(?)で焼いたローストポーク&ビーフなど、作り方にもアイディアが。 その上おいしくて、想像しただけでも豪華でしょう?

私の『いかくんとセロリのマリネ』は、地味で肩身せま〜でした。

ところが、、嫌いなセロリが食べられたわ〜!きっとオイルに秘密が、な〜んて、楽しいブログの中にお褒めの言葉が・・・

うふっ、本当はすごく簡単・・・作ってみてください。

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同じくらいの長さに切った、市販のイカの燻製と、短冊切りのセロリ(イカ燻の3〜4倍量)を、オリーブオイルで和え、粗挽きの黒胡椒で香りづけ。刻んだ葉をバランスよく加えます。

時間をおいて、セロリがしんなりとしたら、出来上がり。

水分を切って、盛りつけしましょう。

マリーゴールドで染めてみませんか?

今、公園や駅の植え込みで鮮やかに咲いているのが、黄色やオレンジ色のマリーゴールド。

花を煮出して、みょうばん媒染すると黄色に。鉄媒染で茶色に染まりますよ。

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我が家では、土の中に棲息する線虫類の予防に、バラなどの近く植えています。摘めば摘むほど、花を咲かせるので、おすすめの染料です。

パリの庭園に最初に植えられたことから名付けられた、このフレンチマリーゴールドの他、アフリカンマリーゴールドもOK。

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収穫のたび、新聞紙の上で乾かして、保存しておくと、ポプリにも利用できますし、いつでも染めることが出来るんです。

『キッキン染めを楽しむ12か月』では、単色の毛糸を段染めにして、混ざり毛糸のような味わいのある毛糸に仕上げ、オリジナルマフラーを編んでいます。ぜひ!参考に。

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花びらを貯めながら、何を染めようかしら?と、夢を膨らませて、秋の夜長を過ごすのもいいものですよ。

海外版ができました!

三冊目の著書はCRKdesingのデザインで・・・と、思い続けて、

夢のように叶ったのが、『キッチン染めを楽しむ12か月』。

昨年の今頃。フランクフルトの国際ブックフェアに合わせて発売され、その美しさに、瞬く間に海外からオファが。

そして、英語とフランス語版が完成!! 先日グラフィック社から届きました。

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英語版『Dyes From Kitchen produce』は、Images社から、

フランス語版『Teintures naturelles』は、EYROLLES社から、どちらも来年の春に出版の予定。

内容は同じなのに、タイトルの意味が違うのがおもしろいですね。

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これはフランス語版の背表紙。私の染めを紹介してくれているようですけど・・・わかりません。

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元々素敵な日本語版。海外版は大型サイズになって、さらに、写真とイラストに迫力が。

へたな私の原稿が、流暢にフランス語や、英語を話しているのには、人ごとのように感動! 次の中国語版はどんな雰囲気の本になるんでしょう。

こんなうれしい日が来るなんて!数年前は想像もしていませんでした。「フランス語版買いに、パリに行きましょう!」な〜んて言っている元気な母のことも・・・

たくさんの方々との不思議な出会いとご助力に、あらためて感謝しています。 そして、『キッチン染めを楽しむ12か月』を持っていてくださる皆さま。これから購入したいなと思っている方にも・・・

秋ですねぇ

今年は特別に暑い夏でしたね。しっこく強い日差しに、庭は絶滅寸前でした。

けれど、秋はちゃんと来るんですね。

急にやさしくなった光に、困惑したようなバラやラベンダー・・・

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ひっそりと小さな咲き方に、夏の終わりの寂しさがひしひしと。

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この藍の花も、日々種に近づいています。去年なら今頃、二番藍で生葉染めをしていたのに・・・自然って不思議ですね。

明日から、また雨のようですよ。 一日でも晴れてよかった!

秋をみつけに・・・

「朝ごはん食べに、箱根に行かない?」 そんな一言で休日は決まり!

いつもの海を横目で見ながら、箱根新道を一気に登って、車で40分。

ローカルな暮らしは、こんなところがいいんです。 朝8時から開いているイタリアン・レストランもありますしね。

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わーっ!寒い〜〜。 避暑で通った芦ノ湖は、もうすっかり秋。。。

あまりの寒さに、日だまりのテラスを探している私達。

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メニューに、新婚さんいらっしゃ〜い!のような熱々のカプチーノが・・これ。 売店や自動販売機の飲み物も、ほとんどがHOTに変わっていました。

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こんどは、暖かなジャケットを持って来ましょうね。

はじめてのビーズリメイク

『ビーズリメイク展』、私も行ってきました!

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本当にリメイク作品?と思えるような、ビーズのアイディアと丁寧な手仕事。

お洒落で美しい色彩の世界にうっとり。。。幸せなひとときでした。

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みんなが、同じ物を目指す、ワークショップも楽しいですね。この日は、着なくなったカーディガンに、カラフルビーズでお絵描きのようにフリー刺繍してリメイクのレッスン。

初対面なのに、針を進めるうちに、同級生のぬくもりが・・・思わず、記念撮影でした。

まだの方、ここへクリックしておでかけくださ〜い。他にもビーズの愉しみ方が発見できますよ。

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